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意外と簡単RDの分解…でも戻すのがねぇ…
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リアディレイラーの修理でもあります。
先日の自転車作りの中で、RDのプーリープレートが曲がってたので交換を交えてバラし方を紹介します。
今回のお題の品はアルテグラ6700。構造はデュラ7700~7900
アルテ6700、XTR952~970シリーズで共通します。
※上記以外のグレードは
こちらを参考に。
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リペアパーツ。 シマノでは、
「ひとつの製品と末長くお付き合いいただくために。」
で、補修用パーツを用意してあります。
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先ずは簡単に取り外せる固定ボルトや、調整ボルト、プーリー等を外します。
※小物が多いので無くさない様にボールか何かに入れて置きましょう。
※普段は全部外さなくても必要に応じる所だけ外せば良いです。

ディレイラーの右プレートを外すには、このストッパーを取ります。
プレートを軽く手で反時計回りに押してプラスドライバーで取ります。
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ストッパーを取るとPテンションのバネが緩みこの様な位置で止まります。
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5mmアーレンキーで簡単に抜けます。小物はこの数、この配置なので。
プレートのバネ穴は2つあります位置を覚えておきましょう。
プレート歪んでますね…精密機器なので抵抗せず替えるのが一番!
Bテンション
※こいつは最上級者向けです![YUMEYA]リアディレイラー・チタンブラケット軸「YM-RD91」とかに換える理由が無ければ外さない方が無難(戻すのが大変!(汗)
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先ずEリングを取るのにキリでEリングを軽く押し上げます、次に外した反動で小物が吹っ飛ばない様にウェスとかで包みマイナスドライバーでEリングを抜き取ります、ポンとバネの弾く音で外れます。
※Eリングは外す向きがありますブラケット軸を回して合わせましょう。
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外すとこの様になります。
これで全ての部品を解体しました。
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並べて見るとこの様に…。
この並べ方…解る人だけ笑って頂ければ。
組み立てに入ります。
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Bテンションのバネ(太いバネ)には向きがあります。
端の長いのが本体側、短いのが押さえ側になります。
ブラケット軸とバネにグリスを塗りOリング(向きに注意)を挟みバネ押しを嵌める。
※ブラケット軸側のゴムパッキンも忘れずに。
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Bテンションのバネは強力で素手じゃ回せません、Bテンションの調整ボルト穴部分をプライヤーで掴み回すと楽。
バネは反時計回りに。
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このストッパーに引っ掛けて固定。
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中指でブラケット軸を人差し指・親指でバネ押しを挟む様に固定。
バネに跳ね返される前にEリングを嵌めます、ラジオペンチでカチッと留まれば終わり。

本題のプレート交換、ついでにプーリーも交換。セラミックベアリングだぜ。
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外した時の画像を参考にPテンション軸、プレート軸、バネにグリスを塗り本体にOリング(向きに注意)を嵌める、
バネ(細いバネ)は長い方を本体、短いのがプレート側、元のプレートの穴にバネを通しPテンション軸で固定。

右プレートを反時計回りに回して手で押さえる、小さな穴にストッパーのボルトを嵌める。
左プレート、プーリー、固定ボルト、調整ボルトを付けて完成。
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RD6700改一丁あがり!。
テーマ : 自転車 - ジャンル : 趣味・実用
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